すぐにお金が欲しい状態でした。
シングルマザーになってからの生活は、とても厳しいものがあります。
仕事に、そして子育てにと走り回る日々という感じです。
そして収入面でも不安がとても強いものがあります。
現在の職場は、大手ではありません。
ですから給料が安い。
東奔西走しても、収入は雀の涙ほどです。
今の生活も苦しいし、将来の不安も付きまとってしまうのです。
だから、お金の支援は本気でして欲しいと考えていました。
世の中には富裕層もいるのですから、何らかの形で支援してくれる人がいるのではないか？という気持ちは常に持っていました。
ぽっちゃりなシンママの私がネットで見つけたのが、お金ほしい掲示板です。
たくさん投稿もあります。
きっとここで、支援してくれる人が見つかるからに違いないと思い、利用してみることにしました。
投稿したところ、メールが来ました。
エロ写メを何枚か送ったら、30万円の支払いが可能と言われ、すっかりその気に。
自撮りして、相手に送信しました。
だけど、写メを送ったのに連絡が返ってこないのです。
デブだから、嫌われてしまったのかな？と思いました。
次に待ち合わせに応じてくれた人も登場。
カフェでお話をしたのですが、毎月40万円の支払いが出来ると言われたのですが、信頼関係を築くためにキャッシュカードを預け、さらに暗証番号も教えることなんて言うんです。
さすがに、そんなことはできません。
何だか怪しさいっぱいでしたから。
結局のところ、掲示板を利用しても、お金が手に入ることは有りませんでした。
次にチャレンジしたのが、パパ活。
ですが、デブの私を見てガッカリした顔をされてしまって、関係が成立しませんでした。
“金くれよぉ・・”と、ひたすら途方に暮れていた私に、幼馴染の久美から連絡がやってきたのです。
彼女もバツイチで、生活がとても苦しいと言っていたのに「食事をご馳走する」と、誘ってきたのでした。